プロフィール

TO|||O

Author:TO|||O

カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

カウンター

検索フォーム

QRコード

QRコード
一応のメインキャラクターの基本、デザイン案が完成した。
西崎さんも満足げ。
全てが思い通りではないにしても、自分のしまりで決定したのだという満足感は見ていて思う。

その後私は他の敵キャラ、その周辺のキャラ、ガヤ等々膨大なキャラをデザインするのだから、キャラクターシートを起こす作業に時間をとられることとなる。
メインキャラを中心に進めるのだが、メインの中でもイメージを創っていないものもあり、一点ラフを創り、シートを起こす訳なのだが、ラフの時点、シートに起こした時点、共に西崎さんのチェックを受ける流れを要望されていた為、時間のロスがまた重なる。

もっとも8月に入って中頃に最初の作画打ち合わせが行われたが、総作画監督にチェックが回ってくるカットが遅れがちとなっていた。
私にとってはキャラクターシートの時間も出来、気になるキャラクターには色デザインまで自分で起こしたり、色彩デザインが上って来たものを修正したりする時間まで出来たのだからね。
本当のことを言うと全ての色彩チェックをしたかったのだが、総作監が大変になるにしたがって無理となる。


色デザインで面白かった話を1つ!
電算室のシーンが入っている作画は打ち合わせの時、NEOX(私の弟子)担当であった為、だと思うのだが、その時の担当者に女性が6名いて、元々電算室の設定では真帆以外4席だった。
西崎さんは「NEOXは女性が多いのね」と言ったのは良いとして、打ち合わせの途中で、「電算室は真帆以外、女性だけで6名だ」と決定。
その後、席を6席に直し、キャラデザインも2名増えてしまった。
そのことは、4名だろうが、6名だろうが内容に影響はない。

電算室の女性6名のメンバーを、がっちりタイプからかわゆいタイプまでデザインしたのだが、名前を付けてあげました。
ミサト、カズミナ、チロ、ルマ、カエデ、ミュージとね。
名前は出てこないので、おふざけ気分である。
ミュージは「ダンバイン」に出て来たキャラでミュージーに近く創ってみた。
ところが、色デザインが上ってきたものは、髪の色が黒系茶系にと普通なのだが、ミュージが、青い髪で上っていたのだ。
色彩デザインは若い方なので、まさか?ひょっとしたら?とか、驚いたやら嬉しいやら。
いまだ真意を聞いてはいないのだが…。

まっ、当然というか、思ったというか、最初は気が付かずにいた西崎さんも、何度目かの色チェックの時に、「何で髪が青いんだ!黒にしろ!」と。
あははっ、そりゃそうだよな!
オレとしては一時の微笑をもらって心は、はずんでいた。


元に戻ろう!
作画に入って間もなく、大村のデザインを、「何だこれは、いらん!」と言われ、急遽直すこととなる。
どんどんと、やたら、特徴のないキャラが増えていくような気がしてならなかった。

私は彩りを添える為、髪の色も豊富にデザインしていたのだが、「日本人で、軍隊なのだから髪は全て黒だろう」と言われ、一時は全員が黒髪だった。
そして、ある時、「全員黒髪ってのはおもしろくないな」と言い出した。
それで現在の髪色になったのだが、元々私がデザインしたものに戻っただけだった。
しかも、「キャラクターがひどいので髪の色を変えただけで、こんなに良くなった」と言うのですよ。全く!
なので、「西崎さん、何を言ってるんですか。西崎さんと対で創り上げたキャラクターですよ!私は悪いキャラとは思っていませんよ!」
半信半疑でありながらも、満足げな笑みを見た気がする。



細かな話を入れてしまうとなかなか先へ進まないもので、私はヤマトの「おそまきながらの報告書」を語っているのだが、本当の気分は今のオレを語りたいのだよね。
「ある日々のTO|||O」で多少語るべきは語っているのだが、とにかく、「ヤマト」は何だったのか?
スタッフにとっても、オレにとっても一部なのだけど、語っておきたいものを終わらせないと、気持の悪さのみ残したくはないので、その為だけでは決してないのだけれど、ブログを開いたのだからね。

なるべく急いで「8」へ断続。

<< ”宇宙戦艦ヤマト復活篇”おそまきながらの報告書・その8 | ホーム | ”宇宙戦艦ヤマト復活篇”おそまきながらの報告書・その6 >>

コメント

Re: 真田信繁(幸村の本名)様

コメントありがとう!

はい、見ました。今まで批評されてきていた声の集大成の感じですね。
何かのコメントで書いたのですが、「ヤマト」の主役はヤマトですからね、周囲のキャラクター等はヤマトの為に存在していると言っても過言ではないと。

Re: S条様

コメントありがとう!

色デザインも難しいところはあります。
現在では、日本人だから黒髪なのだけれど、ファッション的に言うと色の数など限りない世界ですから。
国の名が明確な場合は、それなりの意識はしますが、宇宙のある生命体とかになると、それはもう私の色感覚が爆発します。

No title

本日、超映画批評なる映画紹介サイトで復活編が
紹介されていました。 なかなかユニークな批評を
していて面白かったです。 湖川さんもぜひ一度
のぞいて見て下さい。

No title

黒髪でもキャラを観た瞬間もしや と思っていましたが

よもや本当に青髪でミュージだったとはー!!

現実の髪色で といわれると
黒か茶(赤毛)、金か銀(白髪)
と10にも満たない色数になってしまいますね。

制約のある中での創造も辛く充実感はあると思いますが
それでもむずかしいものだなあ とつくづく思います。

Re: ichi様

コメントありがとう!

難しい問題ですが、作品と捉える目線なのか、過去の過ちと捉える目線かです。
過ちに賛美はありません!
作品には過ち(各創り手の考え、思想、技術等が異なっていても創りたいものの意味)はありません。
つまり、創り手の創作の自由を奪うことは出来ないからです。
世間への公開なのですからね。
その世間がどう観るかも自由です。

Re: 白蘭花様

コメントありがとう!

お手紙いただきました。
大変に嬉しく思います。

私も良いシナリオとの出会いを楽しみにしていますし、色々なジャンルでも、もっともっとやりたい事も含め、挑戦野郎となって戦っていく所存です。

とても励みになりました。
ありがとうございました。

Re: まるひょう様

コメントありがとう!

そう言っていただけると、やった甲斐があります。
(8)は近々に時間が出来ますので、お楽しみに!

Re: ラ~サー!様

コメントありがとう!

貴方の中で喜んでいただけたのでしたら良かったです。

Re: 真田信繁(幸村の本名)様

コメントありがとう!

その宇宙人にも似ていましたか!!
西崎さんから、それらしいキャラの出て来る映画を2、3本指摘されたのですが、私はそのまま写すことは出来ませんので、イメージでとらえ、感覚の中で咀嚼し出来上がったものです。
観る人によっては様々に楽しんでもらえるでしょう。

Re: エムエフ様

コメントありがとう!

そうですか、劇場での「ヤマト」は初ですか。
今後も数多くの劇場アニメが創られるでしょうから、お楽しみください。

私も世界観の異なるキャラクターを色々創ってきましたが、これからも楽しんでもらえる魅力あるキャラクターを創っていきます。

返信ありがとうございました!

いつの間にか報告書が7になっていてお礼を言いそびれました。
ありがとうございました。

誰かが書いておりましたが
「特攻賛美」
Pは本当好きですね。
でも特攻はヤマトだけじゃなく、ガンダム、イデオンもしかりです。
ただ見せ方の問題でヤマトは安易に「特攻」に走りすぎますね。
これはPも考えて欲しいところです。

湖川さんが表舞台から消えて、
HPもいつの間にか無くなって今何してるんだろうと
思っていた矢先にヤマトのキャラデザインを知り
このようなブログにも出会えて
近況も聞けてイラストも新作が見られて
大変うれしく思います。
GUNDAM THE ORIGINのように
IDEON THE ORIGIN
無理でしょうかね~(汗)

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

西崎さん

西崎さんという方は昔から、いろんな意味でパワー
があるんですね。
今回のヤマトで先生に参加を呼びかけたのは大正解だった
と思います。
重厚な作画面は先生以外では難しかったと思います。

続編の吉報を心待ちにしています。
それと「8」以降も楽しみです!

テックセッター

メッツラーを観たとき
↑とさけぶ主人公の作品の あの隊長さんを思い出しましたけどね…笑。
あの作品もリメイクなのに 良い作品でした。

メッツラーのモデル

ええとメッツラーのモデルは、某合衆国の人気TVドラマの
あの宇宙人様でしょうか? デザインを見る限りそうとしか
思えないんですが・・「論理的ではない」とか
「魅惑的だ」とか「繁栄と長寿を」とか言うせりふを
吐く宇宙人様ですよ

失礼いたします!

僕も長い間ヤマトの復活を待ちわびてた一人です。生まれて初めて大画面でヤマトが観れる事が嬉しくて14回観にいきました(^_^)
はじめのPVの時はキャラデザインが?な感じやったんですが、実際に劇場で観た瞬間からは湖川さんのキャラが大好きになりました。次回作もしくはTVシリーズ等が製作されるなら是非各キャラの掘り下げた人物像が見てみたいです。いろいろ苦労の絶えない現場の様ですが今後も期待しております!

Re: くじら軍曹様

コメントありがとう!

西崎さんは、日本人なのだから全員髪は黒と。
その意識は私もあるのですが、未来の話である以上、もっと各自の自由さを求めたつもりです。

そうですね、全体的なイメージを覆すのは今の時点では難しいと思います。
「ダンバイン」の主人公であるショウ・ザマは日本人なので黒髪にしたのですが、髪のハイライトなど殆んどない時代でしたので、ハイライトに緑を入れてみました。
日本人特有の緑の黒髪です。
色相デザインの方も、さすがに濃い目のブルーでしたよ!

Re: 真田信繁(幸村の本名)様

コメントありがとう!

その通りですよ、昔の弟子のひとりです。
デザインは私も見ていますが、この世界でなぜセーラー服か…?

セーラー服について一言。
もちろん過去の海軍の制服なのですが、海へ入った時に、すぐ破くことが出来るデザインなのです。
救助にしろ何にしろ、海中は裸の自由が必要ですからね。
その意味で言うなら、「ヤマト」のセーラー服は、宇宙の海に、宇宙服。

Re: TANK様

コメントありがとう!

私は、もちろん「西崎ヤマト」で結構だと思ってはいますよ。
現場のもの創りが難しいのです。

「ヤマト祭り」ですか、いいですね!
ある意味では当たっていると思いますね。

Re: 白蘭花様

コメントありがとう!

劇場版「イデオン」発動篇は、人物芝居は動画まで全て直しを入れました。
そんなことは今現在まで無理難題な課題ですね。残念です!

かえって、ありがたく思いますよ。
私も嬉しい思いに感じていました。

今後も挑戦心を忘れずに進みます。

No title

黒は背景に沈みますから目立たなくなりますね…
艦橋も結構暗いし なにより髪型のバリエーション創りたかった
のなら、形がわかりやすいように 色彩設定は黒だけじゃ難しいと思います…たしかにそうです。

青い髪ってけっこう最近のアニメは多いですね、バリエーション考えると
ハイライトに暗めの青を入れると 面白いと思いますが、ヤマトには落ち着かないかな?

もっとこちらが考えるほどに『真っ青』な色彩だったのかな・笑

宇宙戦艦ヤマト胎動編

確か復活編のキャラデザインって最初は北爪宏幸って方が
やっていたと思います。 ラフスケッチをビデオで見た事が
あるけど、湖川さんの絵柄にすごく似てたんで、多分
お弟子さんの1人ではないかと思うのですが・・・
違いますかね?



まぁ

やっぱ今回の「復活篇」は
良くも悪くもイイ意味での「西崎ヤマト」なワケですねぇ・・・(あくまでホメ言葉)
現場スタッフの心中察します
ただ
とにかく「胎動篇」からでも15年待たされたファンとしては
以前も言ったよーに個々に不満点は多々有りますが
復活は嬉しいし新作が観れておおむねの満足感で五回鑑賞
他のヒトもソレ以上観たファンも多いので
今作はあくまで「ヤマト祭り」だと思って次作を含む
今年の「ヤマトイヤー」をスナオに
楽しみたいと思います

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

ありがとうございました^^

先日はお返事ありがとうございます^^

劇場パンフレットで湖川さんキャラ全開!だったことにただ満足していただけでしたが、本当に大変なご苦労をされていたのですね、、

でも僕にとっては...
いや、僕らの世代にとってはまさにイデオン以来のサイコー傑作!だと思います、、

古代艦長のアッパーカット、劇場のスクリーンにさえ収まりきりませんねえ^^本当にカッコよかった、、

ヤマトビューティも凄く嬉しかったです、、あの第三艦橋がほとんど主役でしたね^^
まったく新しいビジュアルがまさに世紀を越えてスタイリッシュにヤマトを生まれ変わらせてくれたと思います^^

公開は昨日でほとんど終了してしまいました。僕は家族に無理言って、8回ほど鑑賞させていただきました。

今回の素晴しい体験をあらためて、心より感謝させてください。

本当にありがとうございました。

コメントの投稿

URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 

 ホーム